建物調査 建物診断 調査診断

こんな症状が確認されたら調査が必要です

check1. シーリング

外壁の目地、ジョイント部分に充填してあるシーリング素材の剥離・ひび割れなどは漏水やタイル剥落の原因にもなりますので、シーリング素材の劣化には注意が必要です。

check2. 外壁(モルタル)

外壁ひび割れは建物内の漏水原因にも繋がります。また、塗装表面が紫外線、熱、水分、風などで塗装面の劣化が生じ、顔料がチョークのような粉状になるチョーキング(白亜化現象)なども放置しておくと傷みが広がり、大規模な修繕工事に発展する恐れがあるため注意が必要です。

check3. 外壁(タイル)

タイルの剥落は既に危険な状態ですので早急な処置が必要です。また、ひび割れ、汚れといった症状も放置することによって剥落や漏水に繋がるため、早めの対応をすることで工事費用を軽減することができます。

check4. 階段(鉄錆)

鉄さびの発生による腐食は大きな事故に繋がる可能性があります。錆止剤、塗装などで腐食を大幅に遅らせることができるため、大規模な修繕になる前に、早めの対応をおすすめします。

check5. 屋上(防水劣化)

紫外線、熱、水分、風などで表面の劣化が生じるため防水工事をしたからと言って安心せず、こまめなチェックをする必要があります。屋上に限らずバルコニーのような太陽に露出する部分は同じことが言えます。

環境に最も適した調査方法を提案

 

ゴンドラ

ゴンドラ足場架設調査は建物全面に足場を組まず、屋上からゴンドラを降ろす形で必要な場所にのみ移動して打診調査を行うことができます。建物全面に足場を組む調査方法と比較すると大幅に費用が軽減されます。

 

ブランコ

ブランコ足場架設調査は建物全面に足場を組まず、ゴンドラよりも更にコンパクトに打診調査を行うことができます。費用もゴンドラより軽減されます。ゴンドラの設置が困難な形状のビルでも調査が可能です。

 

目視(サーモグラフィー等)
建物全面に足場を組まず、ブランコ、ゴンドラなども使用しない調査です。サーモグラフィは周囲の日照環境に左右されやすいため正確性に欠ける部分がありますが、予備調査としての効果は十分です。

建物状況調査

2018年4月1日より、既存住宅の取引において宅地建物取引業者との媒介契約書面に建物状況調査のあっせんの有無が記載されることになりました。

国土交通省の定める講習を修了した建築士が、建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査です。

建物状況調査
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